絵本-パパとママはロボット

attic

Attic:「屋根裏部屋」
普段使わないイスやテーブル、
きれいな色で 刷られた異国の絵本などが山積みになった、
うちの中でも特にお気に入りの場所。
よくここで本を読みます。

blizzard

Blizzard:「肌寒い風」
激しく吹きつける風とともにやって来た雪は、
寒さに耐え抜いた大きな植物の茎を、
雪の重みで根元からぱっきり折ってしまう こともあります。

cut-down

Cut Down:「切り倒す」
アスパラガスのおいしい季節になると、
いつも父さんと採りに出かけます。
ぽんぽんと叩いていい音がすれば、「あたり」です。

dry up

Dry Up:「乾かす」
以前、3ヶ月だけこんな家に住んでいました。
化石化した木の根をくりぬいた家です。
ちょっと狭いのを我慢すれば、あたたかくて 快適だっだけど、
洗濯物は、ちょっと乾きにくかったです。

embroidery

Embroidery:「刺繍」
母さんは刺繍が大好き。
テーブルクロスでもタオルでも雑巾でも、
なんにでも刺繍をしないと 気が済まないらしい。

fire place

Fire Place:「暖炉」
薪の燃える音に耳を澄ませてみる。
ぱちっと薪がはぜる音、背中につたわる あたたかさ。

greenery

Greenery:「緑」
以前食卓に上がった野菜の大きなタネを、庭先にまいてみました。
ほったらかしだったのに、春先には、ほら ごらんのとおり。

halloween

Halloween:「ハロウィン」
この祭りを一番楽しみにしているのは父さん。
さっそく自分の頭に合った、かぼちゃを見つけていました。

icicle

Icicle:「つらら」
水の一滴一滴が、こんな形に姿を変えるのが
ほんとうに不思議でたまらない。
わたしの姿を、そっくりそのまま氷の中に写すのも。

jellyfish

Jellyfish:「くらげ」
ヘルメット型の水槽。
くらげを見るのに、こんなすてきな形は他にないと思う。
父さんの友人の発明らしい。

knowledge

Knowledge:「知識」
調べものが好きな父さんの荷物持ちとして、
一緒に図書館によく行きます。

lane

Lane:「細道」
夏草のむっとしたにおいを吸い込みながら、ともだちの家へ。
夏にできる、不思議なりんごをおすそわけ。

mushroom

Mushroom:「きのこ」
かあさんときのこ狩りに。
色とりどりの妖しいきのこを探すのに 夢中になると
いつも日が暮れてしまう。ここの森は空の色までが奇妙だ。

november

November:「11月」
これは彼岸のころに咲く花だと教わった。
絵本の中の空想の花だと思ってたけど。父さんが友人から、
わけてもらったそうだ。ガラス球の中で、夕暮れと同じ色を、
ちりちりと燃やしながら咲いている。

oil

Oil:「オイル」
毎日、晩ご飯の終わったあと、
私は父さんと母さんに油をさしてあげます。

portrait

Portrait:「肖像」
屋根裏部屋で見つけた写真。古くて色あせていたけど、
大事にしてあるのがわかる。
父さんと母さんに少し似ているけど。

quadrangle

Quadrangle:「中庭」
友だちの家をたずねて。日陰の雑草や、少し怖いくらいの
静けさが 落ち着く。たくさんの人が住んでいるのに、
ずいぶんひっそりしている。

river

River:「川」
ここはだいぶ下流で、流れもおだやか。
こまかな砂の粒が足の指のあいだを通るのが くすぐったい。
じっとしていれば、捕まえられそうなところまで魚がやってくる。

sloap

Sloap:「坂」
ここまで体が大きいと、坂道を登るのも一苦労。
後ろから支えてあげます。

tram

Tram:「路面電車」
学校へ通うのにはこの古い市電に乗ります。
まるで装甲車のように頑丈で、車掌さんは これまで一度も
この車両が故障してないのを 誇りに思っています。

umbrella

Umbrella:「傘」
雨の中で待つというのは晴れのときよりも
時間の流れがゆったりしているよう。

village

Village:「村」
となりの村まで歩いていって、おいしいパンを買いに行きました。
いいものを求めて遠くまで足を運ぶのは
すてきなことだと思います。

wig

Wig:「かつら」
母さんが気分を変えたいと、足を運んだ町外れの美容院。
なんか、へんなの。

xylophone

Xylophone:「木琴」
父さんの宝物の一つの、輪になった木琴。
一人で演奏するのはとても疲れます。
そこで、連係プレーがものをいいます。

yak

Yak:「ヤク」
高原の牧場をたずねて、夏休みのあいだ 世話をしました。
古びた服を着たような毛皮がかっこいい。

zodiac

Zodiac:「十二宮」
星座のひとつひとつには物語があるそうです。
だから、星はいつまでも見ていたって、飽きることはないのです。